講義 その2 アウトドア
本日、i-nac 国際自然環境アウトドア専門学校の学生さん達がスノーピークを会社訪問してくださり、見学後に彼等に講義をさせていただいた。
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本日、i-nac 国際自然環境アウトドア専門学校の学生さん達がスノーピークを会社訪問してくださり、見学後に彼等に講義をさせていただいた。
僕がアウトドア業界他社の中で最も尊敬し共感している会社の一つがARC'TERYXである。
そのARC'TERYXのPresident & CEOであるTYLER JORDAN(左)とVice President,SalesのGARY BRYANTがスノーピークのブースに遊びに来てくれた。(^^)
私達スノーピークも参加しているコンサベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア自然保護基金)の2009年度総会が6月5日スノーピークで開催された。
そしてコンサベーション・アライアンス・ジャパン(CAJ)の会長に僕が選出された。初代会長パタゴニア(当時)の矢村勝之氏、二代会長アライテントの新井睦社長に引き続き、今年から2年間、三代目の会長としてCAJの益々の発展に力を注ぐことになった。
ミュンヘン近郊に、Penzberg、Wielenbach、Murnau、Garmisch I、Garmisch IIの5店舗のアウトドア・スペシャリティ・ストアを展開するSport Conradのオーナーであるハンス&マックス親子。スノーピークの製品を愛して熱心に販売してくれている。
ESBIT Compagnie GmbHの二人のMnaging Director、右が兄のRobert Paap、左が弟のPhilip Paap。クリソツな兄弟である。(笑)
創業1936年で彼等のお祖父さんが創業者。サード・ジェネレーションである。
スノーピークは50周年だという話をしたら「そんなに古い会社が日本にあるって凄いね。俺たちもスノーピークのスタッフ(製品)、凄く好きだよ。」と。
SnowPeakブースに一番乗りでやってきてくれたのは、ケルンの雄Blackfootのオーナーであるボリス・マルテンセン。久しぶりの再会である。ボリスは熱心なスノーピーカーの一人。早速ファイアープロテックジャケットを見つけて「これ、直ぐに欲しいんだけど。」の図。
室井克義シェフご夫妻が遊びに来てくれた。(^^)
ガイオットデザインズ社のCEOであるJoshua Guyotと社長であるSloan Russellのお二人が来社。
私達スノーピークの韓国代理店であるHo CorporationのInho Kim社長とホテルのロビーで。
韓国でアウトドア専門誌Outdoorを発行しているのOUTDOOR GLOBAL COMPANYのPark Yo Ham。
彼は、スノーピークを韓国で最初に取材して記事にした優秀な編集長であり社主でもある。
韓国で初のオートキャンプ雑誌が発行されている。
発行しているのは、DESIGNHOUSE AUTOBAHNというデザイン会社で、写真左がPresidentのSungho Parkさん、右がVice PresidentのJung-Hwan Kimさん(パクさんとキムさん)です。
日本で1980年代の後半に私達スノーピークが提案を始めた現在のオートキャンプ文化が韓国に渡り、そして専門誌が刊行された。スノーピークは、日本と同じように韓国の市場の形成の経緯の中でも大きな役割を果たせたと思っている。
そんな同士とも言うべきAutoCamping編集部を一度訪ねてみたいと思っていたのだ。
先日のエントリーでBE-PALの「有名企業のアウトドア人列伝 元気な会社ほど、外遊びに夢中なリーダーがいる! 社長たちよ、荒野を目指せ」という特集記事の後半で産業各界が注目する2大アウトドア企業のトップということで株式会社モンベルの辰野勇会長と僕が採り上げられているという記事を書いた。
ソルトレイクシティからの帰路、サンフランシスコ行きのUA1177便に乗り込むと隣が偶然にも辰野さんだった。辰野さんの座席が1Aで僕の座席が1B。(^^)
REI (Recreational Equipment, Inc.) は1938年にアメリカのシアトルに設立されたアウトドア用品専門の消費者協同組合で、世界に5000万をこえるアクティブ会員を擁し、全米に100店舗以上の直営店を展開。売上高も一昨年に1ビリオンUSドル(約1070億円)を突破した世界のアウトドア業界の雄である。
ダグは、現在REIのプロダクトマネージャーで近い将来のエグゼグティブ候補でもある。
彼は私達スノーピークにとって決して忘れることができないキーパーソンの一人。
スノーピークのブースに、グレゴリー社(正式名はGregory Mountain Products)のモノづくりな方々が遊びに来てくれてモノづくり談義に花が咲いた。(^^)
右からDESIGNERのT.MARK、DESIGNE MANAGERのJOHN、VICE PRESIDENT Product Development & Intl Sales & MarketingのDION、そしてNATIONAL SALES MANAGERのJIM。
創業者のウェイン・グレゴリーが残した企業文化からなのか、皆さんオープンマインドで気持ちが良い。
BE-PALは1996年1月号から「日本アウトドア名匠伝 純国産オリジナル・フィールド・ギアの開発者たち」という特集記事を連載しはじめた。第1回はキャラバンシューズだったと記憶している。スノーピークは、第3回の特集として父・山井幸雄と僕という親子で掲載された。
メールをチェックしてると「ををっ!」と思うような画像が目に飛び込んできた。コロラド州はボルダー在住のFlyFishing友達のライニ・レイターからだった。彼は、ガイアムというヨガ用品メーカー大手のディレクターでありセールス担当副社長。
オーストラリアのアウトドアブランドであるSEA TO SUMMITは、ドライパックや速乾タオルなどのアウトドアアクセサリー大手である。ディレクターのローランド・タイソンがスノーピークのブースに何回も来てくれた。彼の母上が現在のSEA TO SUMMITの社長で彼は実質的な経営責任者である。
今日、OR(アウトドアリテイラー)のスノーピークブースに初老のアウトドアズマンがやってきた。「僕はスノーピークのプロダクツの凄いファンなんだ。」「ありがとう。」としばらく話をしていたのだった。「ところで、あんた誰?」とばかりに名刺を出すと「僕は今度ヒッピー・ガイドって本を出すんだ。あ、JanSportのco-founderのスキップ・ヨーウェルね。」「ををっ。」ってな感じ。
都内某所で、これから八丈島に行くというシェルパ斉藤(斉藤政喜さん)に再会した。思えば彼とは一昨年の中越地震被災地の小千谷以来。彼は中越元気村で活動していて僕は彼等のところにテントやテントを張るためのソリッドステーク&ペグハンマー、本部用のテーブル&チェア等を差し入れに行き、「お互いボランティア頑張ろう」と言って別れたのだった。
「山井さん、久しぶり。僕、お店も始めたんですよ。ほとんど女房がやってるんだけどね。」
「そう、じゃあ僕のWebsiteで宣伝しておくよ。」
Team Sherpaは、カフェ&雑貨のお店。店主は奥様。彼曰く「雑貨の目玉はシェルパファンド(ゴールドラベル)ってやつ。僕が使わなくなった道具や貰ったモノなんかを譲るんだけど最低価格は決めてあって買値は自分で決めてってやつね。そのお金は全額シェルパ基金に入れて、ボランティア支援資金や旅人支援資金に充てたいから。」とのこと。
オリジナルコーヒーのシェルパブレンドは、1ポット500円。場所は中央自動車道の長坂高根IC下車。詳細は下記のWebsiteをご覧下さい。
東海岸を代表するアウトドア専門店ハドソン・トレイル・アウトフィッターズ(HTO)の社長であるハンク・コーエンはハンマー・ハンク(壊し屋のハンク)と異名をとる米国アウトドア業界のビッグネームである。思ったことは率直に口にし「そんなモノはだめだ!」とメーカーの新製品をこてんぱんにやっつける頑固親父として恐れられている。
昨年の夏にHTOを訪問した。私達スノーピークが描いている米国アウトドア業界の将来についての青写真を検証するためだ。
およそ二時間の間、僕とハンクの意見は全く平行線だった。”I don’t think so!”の応酬が続いた。お互いに自分の信念を曲げなかったからだ。ハンクは自分に興味のない商談と判断すれば5分で打ち切る。ハンマー・ハンクと、そのような話を二時間もしたアウトドアメーカーのオーナーは希らしい。お互い平行線だったにもかかわらず僕のことは気に入ってくれたようだ。
そのハンクがスノーピークのブースに来てくれた。”Hi, Hank! How are you doing?””Tohru!”と言葉を交わしガシッと抱擁を交わした。(笑)お嬢さんのステイシーとバイヤーのアンドリューを伴っているためかハンクはとても柔和な表情をしていた。しかし、相変わらずお洒落なオヤジである。足元は写真に写ってないがオレンジのスニーカー、耳にはピアス、でFlyFisherでもある。(^^)
米国アウトドアインダストリーの風向きは変わってきているなあ。
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