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SnowPeak アウトドア隊第二陣


SnowPeak アウトドア隊第二陣は、2011年3月26日午前8時にスノーピーク本社を出発。北陸道から磐越道に入り新潟福島県境では写真の通り真冬のような降雪に見舞われながら一路宮城県は仙台市宮城野区にある避難所を目指しました。今回の隊員は、上原陽一、山本純司、金井淳と僕の4人。




最初に立ち寄ったのはこの地域の避難所となっている仙台市立の小学校。マットを数十人分お届けいたしました。この避難所で頑張っていらっしゃったのは新潟市の職員の皆さん。「三条のスノーピークです。お疲れ様です。」「ををっ。(^^)」新潟県民は今回の災害復興支援に官民問わず、出て行ったり受け入れたり、大きな力になっていると感じました。被災経験地は被災地や被災者のお気持ちが身に染みて解っているからでしょうか。
前回は本社で後方支援をしっかりやってくれた管理本部システム課マネージャーの金井淳君。現場に行きたかった彼の気持ちがキビキビとした動きになっていました。
避難所の典型的な睡眠システムは写真のようにダンボール敷き布団+毛布を掛け布団にというスタイル。堅い床で背中が痛く、毛布のみではとても寒い。何とかもっと多くのマットとシュラフを集めてお役に立ちたい。しかしマットが底をついてきました。


最初の目的地の任務を完了し、第二目的地に向かいます。生産部倉庫課マネージャー上原陽一、開発部シニアマネージャー山本純司の二人でスノーピーク号の運転オペレーションを担当。




第二目的地である仙台市高砂市民センターに着。ここは、新学期前に小中学校や高校の避難所から沢山の避難者の皆様が移動してくる予定の引受け施設の一つ。マットを300本シュラフを200本ほどお届けしました。200人ほどの新規避難者の敷き掛け布団、そして既存の避難者のみなさん100人分の敷き布団で安眠が担保されました。沢山のみなさんのお気持ちで被災者のみなさんが眠れるようになりました。ご支援ありがとうございます。
こちらで頑張っていらっしゃったのは静岡市の職員のみなさん。全国から支援のきずなが広がっています。




最後の目的地である社会福祉法人宮城県社会福祉協議会いわゆる宮城県社協。宮城県社協の中に宮城県災害ボランティアセンターが設置され、宮城県の自治体全ての災害ボランティアセンターの上部組織として機能しています。ここが宮城県のボランティアセンターの司令部になります。私達スノーピークは、宮城県災害ボランティアセンターの関係機関・専門ボランティア調整グループの正式メンバーとしての活動も行うことになりました。石巻と利府にある物流拠点を活用し、宮城県下の全ての災害ボランティアセンターからのニーズ収集を行いながらアウトドア物資全般のコーディネーターとして中長期の活動をおこなってまいります。民間企業が県社協に正式スタッフとして入る初めてのケースになるかもしれません。
今後、アウトドア愛好者のみなさんに直接的にボランティア活動のお願いもしてまいります。また逆に皆様からの復興支援活動のアイディアもお受けして構築していきますのでご意見やアイディアも宜しくお願い申し上げます。