2009/11/19
異業種競争戦略
僕の尊敬してやまない経営コンサルタントであり現在は早稲田大学ビジネススクール教授の内田和成先生の新著が2009年11月9日付けで日本経済新聞出版社から発行された。
書籍名：『異業種競争戦略』
著者： 内田和成
出版社：日本経済新聞出版社
出版日：2009 年11月9日
定 価： 1,700円＋税
内田先生は以前から異業種格闘技という言語を作って研究してこられた。その研究の過程の中間報告的な本が、この『異業種競争戦略』なのだと思う。
例えば都市銀行 Vs.セブン銀行。業界を越えた顧客の奪い合いが起こっている。セブン銀行のビジネスモデルは既存業界である銀行業からは生まれない。そういう意味で異業種格闘技が起こっているわけだ。
過去にも音楽の入手方法がレコードからCDへとメディアが変わり、そしてCDからiTuneに配信方法そのものも変わった。そしてそれぞれ異業種間の戦いであった。映画館からTV放映そしてDVDやレンタルに変わっていった映画もそう。光学会社が独占していたカメラも家電メーカーとの戦いになっている。
IT時代は正に異業種競争時代への本格的な突入と捉えることができる。その異業種競争時代を理解して如何に勝ち抜くか。そしてその中で求められるリーダー像とは。
ビジネスマン必見の書です。(^^)
