BUONA ESPERIENZA DI SANJO その2
BUONA ESPERIENZA DI SANJO 豊穣の三条-晩秋2009-は、東京は駒場に近い池尻大橋のイタリアンレストラングーストで開催された。グーストのシェフ、小松岳史さんが三条市出身であるとういうご縁。小松シェフは有名料理誌が最も注目している新進気鋭なシェフの一人である。
当日のお料理は、地元である三条市の食材だけでほぼ組み立てられた。
お料理の出来は、素晴らしい!の一言。(^^)
僕がこのイベントに参加したのはメディアのお客様をお迎えするホスト役として。そして僕のゲストは、このお二人の素敵な紳士。スノーピークの50周年カタログにも登場していただいた黒笹ビーパル前編集長(左)と酒井ビーパル現編集長(右)の師弟コンビ。酒井さんのタイドアップ姿は初めてかも。(^^)
さて、一期一会の絶品スペシャルMENU。10種類以上の前菜から。
野菜チップス&金子農園の米粉パンのパニーノ。
ズッパトレコローリ。三種のスープ。車麩のパッパポモドーロ、蕪のスープ、伊部農園の枝豆(さかな豆)のスープ。
上からモーツァルトを聴いたル・レクチェとスカモルツァチーズ。この週に解禁出荷となった初物のル・レクチェの上品な甘みにスカモルツァチーズの塩味が効いていました。
下は、紅東のチャンホッタ秋刀魚のコンフィ添え。こちらも甘みと塩っぱさのハーモニー。
下田産豚トロの煮込み、菊イモのピューレと春菊、アサリ。そして下田産和牛ホホ肉の白ワイン煮込み。
フォアグラを摘めた睦農園の金時のクロケッタ。赤ワインに合いました。
鶴巻さんちの産みたて卵のトルティーリャ アンティグナとモデルナ。カメラマンの辛さ、これは食べてません。(笑)
何とこれは、三条縄文ドジョウのカルピオーネ。ここまでが前菜!
そして、ここからパスタ。下田産豚肉を詰めたリガトーニ、根菜のラグー。
西潟農園のサツマイモとムカゴのリゾット、グアンチャーレ添え。
最後のパスタ。木村農園の舞茸とドライトマトのバベッティーニ(平打ち長パスタ)。
いよいよ本日のメインです。
下田産和牛のタリアータ エシャロットのピューレ添え、渡邊果樹園の新興梨とアンティープのサラダ、北五百川の炊きたて棚田米。いやはや、それぞれが絶品のスペシャル素材しかも貴重種。素晴らしいの一言。参りました。
ドルチェも全部で6種類も出ました。(^^)
これは、そのうちの2つ。コシヒカリのアロス コン レッチェ バラのジェラード添え。そして鶴巻さんちの産みたて卵の昔懐かしいマンマのプリン。
今回のイベントに参加した僕の愉快な仲間達。(笑)
1枚目の右は、渡辺果樹園の渡辺康弘君。左は、岡村葡萄園の岡村直道君。
2枚目の右は、SUWADAの小林知行君。左は、今回使用したGマークカトラリーLUCKYWOOD|小林工業株式会社の小林貞夫君。
3枚目のレディは、三条のセレブマダムが通う料理教室「ラ・キュイエール・トモ」を主宰する高橋知子さん。今回のコーディネーターです。
改めて自分の故郷、三条というまちの持つポテンシャルを感じたイベントになりました。
良い人と良い食材と良い産業があり、そのそれぞれがバランス良く存在しているまちです。
そして、僕はそんなまちで沢山の友人達と楽しくつながり、それがまた良いまちにつながっていく。
とても楽しいし、僕の人生の愉しみでもあります。(^^)
僕の夢の一つは、こんな素晴らしいまちに完全地産地消(食材、シェフ、建物、食器、カトラリー、キッチンツール)のオーガニックレストランを創ること。燕三条というまちの誇り=プライドを拡大再生産できる夢のレストランです。