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スターリーナイト

現代生活をしていると筆を使うってことは希にしかない。大抵は熨斗やご祝儀袋の表書きの場合が多いと思う。希ではあるのだけれど心を込めて書きたい場面でもあり、僕は安い筆ペンというのがあまり好きではない。すぐにダメになってしまうところも「何だかな〜」と思っていた。
もちろん、自分で墨を擦って本物の筆で書く方が正式だとは思う。けれども現代人にとっては、その準備はかなり時間をロスする行為であるもの事実だ。

そこで登場するのが、この呉竹くれ竹万年毛筆 スターリーナイトである。

まず、コレを使って書くと安い筆ペンで適当に書いている時と気持ちが違う。(^^)

そして(筆だけに)特筆すべきは、その書き味である。素晴らしいの一言だ。1万円オーバーなので書き味が悪いとどうしようもないのだが、穂先に高級素材である鼬(いたち)の毛を使用していて期待以上の使い心地である。

日本人は万年筆には結構お金を掛ける。でも墨字を書くという日本人的な行為にこそ心意気を感じるモノを使いたいものだと思う。

コメント

>現代生活をしていると筆を使うってことは希にしかない
そーなんですよねぇ~。
子どもの学校関係の同意書やサインは筆にしています(プッ)。
あっ!!それと会社の「欠勤届」や「早退・遅刻届」もきっちり筆ペンでサインします(ガハハハ)。

donaldさんは、毛筆の使用率が結構高いですね。流石です。
僕も、これから精進して日本人として恥ずかしくない生活をしていければと(笑)思っています。

女性が毎日使う化粧用の筆にも鼬の毛は高級筆材として使われてます。
確かに高いですが、直接肌に触れる物だし墨宜しくお粉のノリも全然違います(^^)
女性として一つは持っていたいアイテムです☆

それは、たぶん熊野筆ですね。女性の肌を見違えるようにするという。(笑)熊野の地域ブランドも化粧筆で成功しています。