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スロービジネス読本 2

 最近、スローライフやスローフードなどスローという言葉が使われる頻度が増えていると感じる。だいたいにおいてそういう時にはその反対の現実が多くなっていることが多いものだ。世の中のスピードがちょうど良い場合にはスローという言葉を使わなくても良いはずだからだ。

 100万人のキャンドルナイトやフェアトレードなどの活動を続けているナマケモノ倶楽部という環境=文化NGOがある。言い出しっぺは『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)『スローライフ100のキーワード』などの著書を持つ明治学院大学教授の辻信一氏、中南米の有機コーヒーやアジアの有機紅茶などをフェアトレードで輸入する (有)有機コーヒーと (株)ウインドファーム代表の環境活動家の中村隆市氏、シンガ−・ソングライターで環境活動家のアンニャ・ライト氏の3人である。

 このナマケモノ倶楽部(The Sloth Club)が2004/9/23にスロービジネスイベントを開催した。スローウオーターカフェ(有)代表の藤岡亜美さんをコーディネーターに、中村隆市さん、非電化工房主宰の藤村靖之さん、そして僕の3人がパネラーとしてパネルディスカッションを行うことにない、この本にその模様が収録されている。

"スロービジネス”という快楽〜非電化・アウトドア・フェアトレード〜講演録はこちら

ナマケモノ倶楽部は、こちら

コメント

新婚旅行で オーストラリアに行ったんですが、そこでカルチャーショックを受けました!当時なんですけど向こうの人は 日曜日、ちゃんと休むんですよね~だから日曜日は休みの店が多くて ショッピングに苦労した思い出があります♪そのときツアーコンダクターか 現地の人に聞いた話なんですが みんな日曜日に遊ぶために仕事をしている。だから 日曜日は休む店が多いんですよ~!って(笑) 当時休み無しでも平気だったんですが、それから 何のために仕事をするのか??と考えさせられました。(笑)帰国後以降 日曜日はなるべく仕事を休みたくなり 良い意味で大切な事に気が付いた気がします♪今風に言えば きっとスローライフだったんでしょうね~(笑)

 ヨーロッパ諸国も同じように日曜日に小売業が休む国が多いです。キリスト教的な休息日が日曜日だからという面もあると思いますが、価値観が違う国に行くと自分の常識をもう一度違う視点で見直すことができますよね。