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さんじょう遺跡物語

 昨日18日、三条市教育委員会は「大漢和辞典」の編集した故諸橋轍次博士の偉業をたたえて建設された諸橋轍次記念館で、遺跡講演会シンポジウム「さんじょう遺跡物語」を開催した。
 第1部は遺跡講演会で、独立行政法人国立文化機構奈良文化財研究所の企画調査部長岡村道雄氏が「さんじょう遺跡物語」のテーマで講演。
 第2部がシンポジウムで、テーマは「遺跡を活かしたまちづくり」で、僕もパネラーの一人として参加した。

 スノーピークのホームタウンである三条市のルーツについて興味深い事実が沢山発表されて非常に面白いシンポジウムになったと思う。
 三条市には、少なくても25,000年前(旧石器時代)から人が住み、現在までその時代時代の中で先端と言えるような技術や生活様式を知ることができる遺跡が現在までで380カ所も発掘されている。
 僕が印象的だと思った遺跡にまつわる話は、2万年前の荒沢遺跡から本州最古の赤色顔料が出土(最古のデザイン=赤という色を使った)という事実、中土遺跡の1万2000年前の黒曜石替刃式刃物、大林遺跡の1,210年前の製鉄精錬跡、藤ノ木遺跡の日本最古級の鉄鍋などなど。繰り返し繰り返し、三条市の古来からの産業都市である素質が色濃く現れてくる。土地の記憶。その土地のポテンシャルに素直にまちづくりを行っていくことは、実はとても正しいことだと思っている。三条で産業に携わる産業人の一人として、土地の記憶に会った産業の再構築を行っていきたいと感じた一日だった。

コメント

日曜出勤、お疲れ様です!古くから物作りがされてるんですね~。
三条旧石器バージョンで 荒沢産の赤色顔料で染めた旧色のティーピーコットンテントとか 中土産製、黒曜石ポケットナイフなどは いかがでしょうか!?(爆)

SPJさんはじめまして☆
火起師ファンの*maikoです(*^^*)

>SPJさん、*maikoちゃん

おはようございます(*^^*)
マンモスの肉じゃダメかなぁ…(ププッ)

じゃあ、本人の好きな方で。(^_-)